ほんねリサーチ


みんなの本音!大阪万博についてのアンケート

【大阪万博、みんなの本音:期待と現実の間で】
大阪万博に関するアンケート結果から、世間の本音が垣間見えた。壮大な未来の祭典の裏で、多くの人が現実的な視点で万博を捉えているようだ。

Q3:大阪万博について、どのような情報に関心がありますか?

 ■パビリオンに関心はあるが…その前に気になるのは混み具合!?

「大阪万博について、どのような情報に関心がありますか?」という問いで、最も関心が高かったのは、やはり「パビリオンの内容(76.2%)」だった。次に多かったのが「イベントやエンターテイメント(39.2%)」という結果に。一方で、「テーマやコンセプト」に票が集まらないあたり、壮大な理念よりも「面白いものを見せてほしい!」という本音が透けて見える。
そして特筆すべきは、自由回答で多数寄せられた「混み具合」への懸念だ。これは、利用者にとって混雑が大きなストレス要因となることを示していると言えるだろう。さらに、「ミャクミャクの関連情報」や、万博が終わった後の「木造リングと夢洲の今後」に言及する声も。建物の維持管理や夢洲の行方を心配するあたり、現実的な「万博のその後」を案じる方が多いようだ。

Q5:大阪万博の開催に懸念することは何ですか?

■心配の種は尽きない~アクセス、費用、そして跡地利用~

「大阪万博の開催に懸念することは何ですか?」という問いでは、「会場へのアクセスや混雑(77.8%)」がダントツでトップ。どれだけ夢のある万博でも、スムーズに辿り着けなければ意味がない、という当然の意見だろう。
そして、「費用や税金の使われ方(50.3%)」も半数を超えた。我々の血税が、どこにどう消えていくのかしっかり見届けるぞという、強い関心が示されている。
自由回答では「万博の跡地の利用方法」に関する意見も多く、「建物を残して、ショッピングモールに活用できないか」という意見もあった。万博の成功だけでなく、その後の跡地をどうするか、という点にまで意識が向いているようだ。未来を描く万博ではあるが、やはり懸念するのは現実的な問題である。

O6:大阪万博に行ってみたいと思いますか?

■行く?行かない?気になる万博…

「大阪万博に行ってみたいと思いますか?」という問いに対して、「ぜひ行きたい」と答えたのは21.7%にとどまった。一方で、「機会があれば行きたい」が46.0%と最も多い結果に。つまり「積極的に予定を組んでまでは…」といったところか。「あまり行きたいと思わない」「全く行きたいと思わない」を合わせると30%を超え、約3人に1人は現時点ではあまり興味がないという、厳しい現実も浮き彫りになった。

今回のアンケート結果を見ると、大阪万博に対して皆は壮大な未来よりもっと現実的なことを気にしているのがよくわかった。
「パビリオンの内容」も気になるが、それよりも「混むだろうなぁ」という心配の方が大きい様子。積極的に「行きたい!」というよりは、「機会があれば行きたい」と答える人が多いのも特徴だ。
そして、多くの人が気にするのは、万博にかかる「お金」や、終わった後の「跡地をどうするの?」ということ。
結局のところ、大阪万博は「すごいイベントになりそうだけど、本当に大丈夫なの?」という、期待と不安が入り混じっているのが現状だ。大阪万博、今後の動向に注目である。

———————————————————————————–

以下の設問がございます。
回答者について
Q1:大阪万博が開催されていることを知っていますか?
Q2:大阪万博について、どの程度関心がありますか?
Q3:大阪万博について、どのような情報に関心がありますか?
Q4:大阪万博の開催に期待することは何ですか?
Q5:大阪万博の開催に懸念することは何ですか?
Q6:大阪万博に行ってみたいと思いますか?
Q7:もし行くとしたら、誰と行きたいですか?
Q8:大阪万博に行く上で、重視する点は何ですか?
Q9:なぜそのように思うのですか?
Q10:大阪万博について、何かご意見があればご自由にお書きください。

インターネット調査
2025年5月
10代から70代(弊社WEB会員)189名
株式会社キャリア・マム