ほんねリサーチ
withコロナはいつまでも!? 楽しく乗り切る術を教えて!アンケート
withコロナの世の中になり1年以上が経過し、今までになかったサービスもたくさん出てきました。
子どもからシニアまでオンラインが当たり前となったこの1年、新しく始めて続けていることや、続かなかったことなどについて聞いてみました!
Q1.オンラインで利用できるサービスで、今でも定期的に続けているものを教えてください。(複数選択)
■ オンライン継続派が半数!上位は『オンラインセミナー・講座』や『オンラインライブ(音楽)』Q1「オンラインで利用できるサービスで、今でも定期的に続けているものを教えてください」の質問に対し、半数の人が、オンラインで利用できるサービスを定期的に続けているということが分かった。
今でも定期的に続けている、オンラインで利用できるサービスで最も多かったのが、『オンラインセミナー・講座』(36.5%)である。コロナ禍になり、3密を防ぐため、集合形式ではなくオンラインで、セミナーや講座が多く開催されるようになった。これまで遠方であるといった場所や時間の都合により参加できなかったセミナーや講座にも、参加できるようになったという声が多く聞かれている。
次に多いのが、『オンラインライブ(音楽)』(12.8%)、その次に『オンライン飲み会・懇談会』(11.8%)と続いている。人との接触を減らすことが求められるようになり、行動に様々な制限がかけられている。そのような状況で、好きなアーティストのライブ配信を見たり、オンライン飲み会や懇談会で大切な友人と話すことが息抜きになっているのだろう。
Q2.オンラインで利用できるサービスで、やってみたけど続かなかったものを教えてください。(複数選択)
■ 続かなかったサービスは、それぞれのオンラインサービスの利用状況によって様々。 Q2で、「オンラインで利用できるサービスで、やってみたけど続かなかったものを教えてください」と質問してみた。約7割の人が『特にない』(69.7%)と回答した。Q1で今でも続けているオンラインサービスが「特にない」という人を除いても、続かなかったサービスが『特にない』の回答が最多となっており、オンラインで利用できる様々なサービスに、満足している人が多いことが分かる。
「やってみたけど続かなかったサービス」は、大差はないが、『オンライン飲み会・懇談会』、 『オンラインセミナー・講座』、『オンラインライブ(音楽)』が上位にランクインしている。それぞれの回答別に、Q1の回答と比べてみた。『オンライン飲み会・懇談会』が続かなかった人も、多くの人が『オンラインセミナー・講座』や『オンラインライブ(音楽)』は続けていることが分かった。一方、『オンラインセミナー・講座』が続かなかった人の中には、『オンラインライブ(音楽)』や『オンライン飲み会・懇談会』を続けている人もいる。また、続けているものと続かなかったもの、両方に『オンラインセミナー・講座』と答えた人もおり、そのサービスの内容によって、続くか続かないかは様々だということが分かった。
Q3.あったらいいなと思うオンラインサービスがあったら教えてください。(自由回答)
■ あったらいいなと思うサービスは『旅行・美術館・博物館巡り』が第1位に! Q3で「あったらいいなと思うオンラインサービス」を聞いてみた。自由回答のため様々な『あったらいいな』の声が集まったが、中でも一番多かったのが『旅行・美術館・博物館巡り』(8.1%)であった。今は旅行に行くことも難しく、巡りたい美術館や博物館もおあずけ状態。実際に行くことができなくても、少しでも行った気分を味わいたい、という思いが表れている。
次に多かったのが、様々な分野での『個別相談』(6.6%)である。相談したい内容は、「家計」「健康」「家電」「片づけ」「ファッション」など様々だ。できることなら、それらの分野のプロがいる店舗に出向いて相談したいものだが、オンラインで相談できるサービスがあれば、そのサービスを利用したい人は多いだろう。外出控えの日々が続き、友人や知人に小さな相談をする機会が減ったことも影響していると考えられる。
また、自宅で過ごすことが増えているため、趣味を楽しむ人も増えている。そこで『趣味の講座』を求める声も多い(6.6%)。様々な趣味の講座がオンラインで受けられれば、おうち時間もますます充実するにちがいない。
Q4.コロナが落ち着いてからも続けたいオンラインサービスは何ですか?(自由回答)
■ 遠方で実際に行くことが難しい『セミナー・講座』『ライブ(音楽)』などはオンラインで続けたい! 現在は、コロナウィルス感染拡大防止のため、やむを得ずオンラインでの開催を余儀なくされているサービスが多いが、Q4で「コロナが落ち着いてからも続けたいオンラインサービスは何ですか」と聞いてみた。
第1位は、『セミナー・講座』(25.6%)という結果となり、多くの人がオンラインで開催の継続を望んでいることが分かった。「セミナー・講座」といった受講型のサービスは、オンラインであっても、実際に出向くのと、満足度はほぼ変わらないのかもしれない。わざわざ出向く際にかかってしまう移動時間の節約にもなるため、受講型のサービスはオンラインでの開催が人気である。
第2位には、『ライブ(音楽)』(13.7%)がランクインした。ただの受講型ではなく、会場での一体感や臨場感を味わえるのが会場での「ライブ(音楽)」の楽しみの一つでもあるが、こちらも遠方であったり、チケットがなかなか手に入らない、といった理由から、オンラインでの開催が望まれているのだろう。また、主婦がライブに参加するために必要だった「子どもを預ける」「外出準備を整える」などの様々なハードルが不要となったことも、オンラインライブの追い風となっている。
一方、昨年6月のアンケートで継続を望まれていた「オンライン授業」だが、今回はそのような声はほぼなかった。学校は、授業を受けること以外にも、他の児童・生徒と触れ合うこと自体が大きな学びであるため、子どもの授業はやはり対面が望ましいと考える人が多いことが分かる。
昨年から続く、新型コロナ感染拡大防止のため、オンラインで利用できる様々なサービスが登場している。約半数の人が定期的にオンラインのサービスを活用していることがわかった。また、どのようなサービスを続けて利用するかは、オンラインのサービスに何を求めているか、により様々である。
定期的に続けているサービスとして人気であるのが、『オンラインセミナー・講座』や『オンラインライブ(音楽)』である。これらは、オンラインで開催することにより、3密を防ぐというメリットの他に、場所や時間の関係でこれまで参加したくても参加できなかったものに、オンラインだからこそ参加できる、交通費がかからない、という大きなメリットもあり、コロナが落ち着いてからも続けたいサービスとして、今後も期待されている。
また、「あったらいいなと思うサービス」の1位であった『旅行・美術館・博物館巡り』は、コロナで実際に行けなくても、少しでも行った気分を味わいたいということでトップにランクインしていると考えられる。しかし、コロナが落ち着いて、実際に行けるようになれば、オンラインで気分を味わうだけでなく、実際に行くことを望んでいる人が多いため、コロナが落ち着いてからの需要は、さほど多くはなさそうだ。
オンライン生活は定着しつつあるものの、「保護者会がないのはよいがお母様たちとの交流ができない」「面接などは直接顔と合わせたい」など、空気感やプラスアルファのコミュニケーションを望む声はなお残る。一方で、「他人との違いにストレスを感じなくなった」「夫の実家に帰省する必要がなくなり助かっている」という意見も聞かれる。新型コロナウィルスの収束はまだ少し先になりそうだが、それまでは、様々なオンラインサービスを利用したり、『運動』や『学習』、『ガーデニング』といった、新たに始めた習慣を楽しんだり、自宅で楽しく過ごせるアイテムを活用したりして、前向きに、より快適に、楽しく過ごしていきたいものである。
以下の設問がございます。
- Q1.オンラインで利用できるサービスで、今でも定期的に続けているものを教えてください。
- Q2.オンラインで利用できるサービスで、やってみたけど続かなかったものを教えてください。
- Q3.あったらいいなと思うオンラインサービスがあったら教えてください。
- Q4.コロナが落ち着いてからも続けたいオンラインサービスは何ですか?
- Q5.withコロナになってから、新たに始めた習慣があったら教えてください。
- Q6.withコロナの今にピッタリな、買ってよかった商品・サービスがあったら教えてください。
- Q7.このテーマについて思うことがあれば自由にお書きください。
<別紙>
- Q3.あったらいいなと思うオンラインサービスがあったら教えてください。 [フリーワード] 回答一覧
- Q4.コロナが落ち着いてからも続けたいオンラインサービスは何ですか? [フリーワード] 回答一覧
- Q6.withコロナの今にピッタリな、買ってよかった商品・サービスがあったら教えてください。 [フリーワード] 回答一覧
- Q7.このテーマについて思うことがあれば自由にお書きください。[フリーワード] 回答一覧
調査方法 | インターネット調査 |
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調査期間 | 2021年5月 |
回答者数 | 10代から60代の女性(弊社WEB会員)211名 |
調査実施機関 | 株式会社キャリア・マム |