ほんねリサーチ
花粉症に関するアンケート
春の訪れとともに始まる、鼻ムズ、目がショボショボ…国民病ともいえる花粉症。
今回は、そんな花粉症の症状やケア方法に関するアンケート結果を公開。世の主婦たちの花粉症状況について解説する。
Q1:花粉症の症状をもっていますか?
■春の憂鬱。あなたはどのタイプ?■
「Q1. 花粉症の症状を持っていますか?」という質問に対する回答は以下の通り。
全体の約4割が『医療機関で花粉症と診断を受けた』と回答(43.0%)。しっかりと病院のお墨付きをいただいている皆様、ティッシュの消費量は経済に貢献していることだろう。
次に多かったのが『特に医療機関で診察をうけていないが、特定の時期になると花粉症の症状が出る』(35.5%)という回答。こちらは、花粉症グレーゾーンの皆様。「たぶん花粉症…」「いや、気のせいかも…」と、毎年春になるとモヤモヤが続く。
そして、『特に症状は出ていない』(21.5%)と回答した方は、全体のわずか2割程度。無縁組は、どんなにも快適に、春を満喫していることか。
以上の結果から、回答者の8割近くが何らかの花粉症の症状を持っていることが分かった。ほとんどの日本人が毎年花粉症の症状に悩まされていることになる。
Q2:どの季節に、花粉症の症状が出ますか?
■花粉症はもはや、年中行事■
「Q2. どの季節に、花粉症の症状が出ますか?」に対する、涙と鼻水から悲痛な叫びが聞こえてきそうな回答はこちら。
堂々の第1位は、花粉症界の絶対王者、春(3~5月)、この季節はやはりダントツ。
77.4%の人が、春に花粉症の症状で悩まされていることが分かった。花粉症はもはや春の風物詩。桜を愛でるどころではなかった、鼻水と格闘していたという方も多いことだろう。
続く季節は、秋(9~11月)、33.3%という結果に。紅葉の美しい秋にも、油断ならない花粉の影。
ブタクサやヨモギといった、秋の刺客たちがひっそりと忍び寄る季節、ティッシュ片手に紅葉狩りが、近年の秋の過ごし方となりつつあるのか。
3位以降は少数派ながら冬(12~2月)が16.1%、夏(6~8月)が6.5%と続く。もはや日本の花粉症戦線は春だけではなく、通年といえる。
Q3:花粉症の症状は?
■涙と鼻水、かゆみの三重奏!これも花粉症の症状か、というものも■
三大症状といえるくしゃみ、鼻水、目のかゆみから、これも花粉症?と思う意外なものまで、花粉症の症状は人によってさまざま。「Q3花粉症の症状は?」の回答結果を見てみよう。
症状の第1位は『鼻水』(67.7%)、続いて『くしゃみ』と『目がかゆい』が63.4%で同率ランクイン。やはり花粉症症状3トップの「くしゃみ、鼻水、目のかゆみ」に悩む方が大半である。とめどなく流れる鼻水と連発するくしゃみを防ぐために、この時期はマスクの下で鼻にティッシュを詰めているという方も多いのでは。
3位以降は、『顔など皮膚が赤くなる』(26.9%)、『目の充血』(24.7%)、『眠くなる』(20.4%)、『その他』(16.1%)が続く。鼻や目だけでなくお顔の皮膚にまで被害に遭われる方も多いようだ。目の充血は周りの方に心配される症状のひとつ。我慢できずに目をかきすぎると、人前に出られないような赤い目になることも…。また、2割の方が花粉症の症状で眠くなると回答。春の陽気と相まって、仕事中や授業中にウトウトしてしまうのは、花粉症患者の宿命なのかもしれない。
3位以降は、『顔など皮膚が赤くなる』(26.9%)、『目の充血』(24.7%)、『眠くなる』(20.4%)、『その他』(16.1%)が続く。鼻や目だけでなくお顔の皮膚にまで被害に遭われる方も多いようだ。目の充血は周りの方に心配される症状のひとつ。我慢できずに目をかきすぎると、人前に出られないような赤い目になることも…。また、2割の方が花粉症の症状で眠くなると回答。春の陽気と相まって、仕事中や授業中にウトウトしてしまうのは、花粉症患者の宿命なのかもしれない。
Q4:ケアの方法について、教えてください。
■花粉症のケア、あなたの最終兵器は?■
「Q4:ケアの方法について、教えてください」の問いには、涙ぐましい努力の実態が明らかになった。
まず多くの方が実践しているのが、花粉症対策の基本中の基本、『マスク』(60.2%)。この時期、花粉症患者は、常に顔の大部分を覆い隠した姿で出歩くことを避けられない。
続いて、かゆい目を潤す救世主『目薬』(48.4%)。ドラッグストアでも手軽に購入できる目薬は、とろみの付いたものやメンソールタイプなど多くの種類が登場している。
さらに、『処方薬の飲み薬』(39.8%)、『点鼻薬』(33.3%)、『市販の飲み薬』(24.7%)など薬を服用するケア方法が続く。花粉症の飲み薬は眠気の副作用があるものも少なくないが、症状緩和のために服用している方も多いだろう。そして、『鼻うがい』(16.1%)や『目洗い』(11.8%)といったちょっとハードル高めなケアを行っている強者も!専用のグッズや洗浄液があり、痛みはほとんどないとか。チャレンジしてみる価値はあるかも!?
Q6:花粉症ケアにかけるお金は、月間いくらですか?
■お財布への打撃…月々の花粉症ケア費用はおいくら?■
花粉症は、目や鼻、体に加え、家計にもじわじわと影響を与えるもの。「Q6:花粉症ケアにかけるお金は、月間いくらですか?」との問いに最も多かったのは『1000~3000円』(34.4%)、次に『1000円未満』(29.0%)。市販薬や目薬などをリーズナブルに駆使するのか、マスクとティッシュのみを活用し気合と根性で乗り切るのか。必要経費と割り切りつつも賢明な投資を心がけている様子が伺える。
『3000~5000円』(11.8%)と答えた方々は、処方薬や点鼻薬といった、より本格的なケア用品に投資しているのでは?快適に過ごすために必要…とはいえ、痛い出費には違いない。
今回の回答でみえた、花粉症対策にかける最高額は『5000~1万円』(3.2%)。『1万円以上』かけているという回答はなかった。
多くの方は月々1000~3000円の範囲で花粉症ケアを行っているものの、対策の度合いによって、最大5000~1万円までの差がある。<総括>
陽気に誘われて外に出たくなる春だが、花粉症により、多くの人にとって厳しい季節となっているようだ。8割近くの方が、何らかの症状があり、もはや花粉症ではない方がレアな存在になりつつある。さらに、個人差はあるが、症状が出るのは春にとどまらず通年という事実も発覚。鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった三大症状だけでなく、顔や目が赤くなる、眠気を感じるというケースもあることが分かった。この苦しみから逃れようと、マスクと目薬といった基本ケアの他、鼻うがいや目洗いなどダイレクトに花粉を洗い流す高度なケア方法を試す方も。さらに、ケアにかける金額は月1000~3000円程であることが多いという結果となった。
日本の春は、少数の未発症者を除き、涙と鼻水と、お金が舞い散る、なんとも厳しい季節であるといえるだろう。「あったらいいな」の回答内には、画期的なグッズ開発につながるかも!?というアイデアも出た。これらが適用されて、いつかティッシュいらずでお花見をする日が来ることを願うばかりである。
———————————————————————————–
以下の設問がございます。
Q1:花粉症の症状をもっていますか?
Q2:どの季節に、花粉症の症状が出ますか?
Q3:花粉症の症状は?
Q4:ケアの方法について、教えてください。
Q6:花粉症ケアにかけるお金は、月間いくらですか?
<別紙> フリーワード 回答一覧
Q5:花粉症ケアについて、悩みはありますか?自由にお書きください
Q7:「私ののりきりアイテム」や方法について教えてください。
Q8:花粉症あったらいいなと思うグッズは?自由な発想でお書きください!
調査方法 | インターネット調査 |
調査期間 | 2025年3月 |
回答者数 | 20代から60代の会員(弊社WEB会員)93名 |
調査実施機関 | 株式会社キャリア・マム |