「届かなかったラヴレター 2018」審査結果発表!
報道関係者各位
2018年5月30日
株式会社キャリア・マム
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キャリア・マム プレスリリース2018年 Vol.7
「届かなかったラヴレター 2018」審査結果発表!
https://corp.c-mam.co.jp/topics/
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女性のキャリア支援で数多くの実績を有する株式会社キャリア・マム
(東京都多摩市、代表取締役 堤 香苗、以下、当社)では、
毎年公募しています「届かなかったラヴレター」の応募を今年も12月より
受付を開始し、応募総数1252通の中から、厳正なる審査の結果、以下の
作品を受賞作と決定しました。
また、最優秀賞以外の各賞と受賞作品については、以下のURLを
ご参照ください。
http://www.c-mam.co.jp/life/loveletter/award/
【最優秀賞 受賞作品】
あなたに伝わることのない想いをこうして綴るのは最後にします。
あなたと初めて話したのはある晴れた朝でした。
そっと近寄った私におはようと言ったあなた。
あの時にもし戻れるなら私は私に何と言おうかな。
憧れの気持ちだと思っていたのに気づいたら私はあなたに夢中でした。
あなたに会うとわたあめを食べているような気持ちになって、
あなたと話すと湯たんぽを抱えているような気分になって。
あなたの愛した日常は、私が憎んだ日常で。
あなたが手放した悲しみは、私が受け入れた痛みで。
あなたがくれた優しさは、私が抱きしめた苦しみで。
そんなことを考えながら、やっぱりあなたに会いたくて。
ずるい私はあなたに甘えていたんだね。これが最後のわがまま。
この手紙を書き終える時、私のあなたへの気持ちも終わります。
私はあなたが好きでした。苦しいくらいに好きでした。
あなたに愛する人がいたとしても。私はあなたが好きでした。
ハンドルネーム エイム
【審査委員長 当社代表取締役 堤 香苗より講評】
今年も、たくさんの方から応募をいただき、ありがとうございました。
学校の授業で取り上げていただいたのでしょうか。複数の学校の先生
から、生徒のみなさんの素敵な作品をお送りいただきました。とても
嬉しかったです。
最終選考まで、意見がまとまらず、それぞれの審査員が、それぞれの
視点で、好きな作品を挙げることになりましたが、各審査員の推薦が
重複することもなく、各受賞作として選出できたと思っています。
SNSのように、顔文字やひとことで伝える、笑ってごまかせるメッ
セージとは違って、一文字ずつ悩んで逡巡したあとが伝わってくるこ
とも、近年の応募作品の傾向でもあります。男性や年配の方の情緒的
な作品が変わらずに多い中、今年は、若い方の、気持ちを吐き出す
ような、エネルギーにあふれる作品が、キラリと光りました。
毎年この時期に、時効になった「言えなかったアイラヴユー」や、現
在進行形の想いをこの企画にのせてつぶやいていただける事は、ほん
とうに嬉しいです。まだお互いが生きているうちに、その言葉が相手
に届くよう願っています。
来年のラヴレターには、ぜひ「届かなかったラヴレターのその後」の
ハッピーエンドが、たくさんやってきますように。
今年も審査にご協力をいただきました審査員の先生、ならびに事務局
のみなさま、そして、作品をお送りくださったみなさま、ありがとう
ございました。
【「届かなかったラヴレター」とは?】
2002年より公募を開始、応募総数は延べ約2万通。
「あの人に言えなかった一言」を400字以内の短文にまとめた作品を
一般公募。感動的な文章が多数寄せられたことで文芸社より書籍化。
シリーズ累計35万部発行のロングセラーとなっています。
2009年には映画「引き出しのなかのラヴレター」(主演・常盤貴子)、
ほか舞台、ミュージカルとしても上映され、写真集やCD等にも展開。
企画当初は、日常生活で忙しい主婦に、自分の心のうちをさらけ出す
機会を与えることで、ストレスの発散につなげてほしいという想いから
始まりました。現在では主婦に限らず老若男女からの応募が多数。
●本プレスリリースに関するお問い合わせ先●
https://m.c-mam.net/m-mam/p/index.php?part=p_application&no=38